左側写真はESA（欧州宇宙機関）が公開している火星のTiuバレーのオリジナルの画像です。のっぺりした地表にクレーターしか写っていません。しかし明暗、コントラスト、色調など変更すると右側の画像のように道路や区画などが検出できます。Medusa Fossaeクレーターと同じようにオリジナル写真にはESAによって画像に修正が加えられています。

Left side picture
Caption:Tiu Valles perspective view
Credits:ESA/DLR/FU Berlin (G. Neukum)
ID number:SEMHKZMPQ5F

http://esamultimedia.esa.int/images/marsexpress/
345-290607-3103-6-3d2-01-TiuValles_H1.jpg

右側がTiu渓谷の拡大図ですが地表には区画や道路などが無数に配置されているのが分かります。区画は耕作地帯なのか、川のようなカーブが区画に沿っているのが分かります。見易いように地表の色は緑系に変更しています

上のTiuバレーと大体同じ地域を別の角度（真上）から撮影した画像です。こちらもフィルターをかけて同じ構造物を表示しています。