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【A】
【Mars atmosphere near Galle crater orignal】
【B】
【Mars atmosphere near Galle crater analized】
【 火星表面と大気 】

探査衛星バイキング1号が1976年に火星表面を撮影した画像ですが、上部に大気の層があるのが分かります。

画像の中央左側の円形はGalleと呼ばれ直径は約230kmと大きなクレータになります。

【A】がNASAのオリジナルで【B】が解析後の画像です。

【A】の現在の画像では表面上の構造物を削除しているのは勿論ですが、本来含まれているはずの色情報も削除されているので解析しても構造物を再現できません。

この為、【B】は旧画像で解析しました。

http://solarsystem.nasa.gov/multimedia/gallery/Mars __atmosphere.jpg
http://solarsystem.nasa.gov/
Solar System Exploration
center cordinate Mars Longitude 53°33 S Latitude 32°26 W
Credit: NASA

★Youtube★
【C】
【Bの部拡大図1】

【B】の画像右上の大気層直下の一部を拡大し更に強調表示した画像です。この地区は階層構造の建物が多く存在しています。

構造物の形やサイズはまちまちですが地球の建物に比べると超巨大です。

構造物を再現するには隠れている色をソフトによって平均化し、人工的な形状が現れるまで各種設定値を調整し、その後に強調処理します。

しかしソフトの各種値を色々と変え試すのですが画像により設定する値は皆異なる為、満足のいく結果をだすのに何百通りと行うのでかなり時間がかかります。



【D】
【Bの拡大図2】

【B】の中央上部の拡大画像です。画面の幅は約200Km位あるので画面下右よりの羽型の大きな構造物は横幅50Km以上ということになります。



【E】
【Dのネガバージョン】

【D】の画像とほぼ同じエリアで焦点を調整変更変した映像です。

焦点の調整により全体は映っていませんが、より鮮明です。

理由は構造物を構成している材質がガラスのように色を透過している或いは反転したネガバージョンになっているからでしょうか。【D】のBの位置の羽根型構造物は複数の部分から組み合わされているようです。



【F】
【Eの部分拡大図】

【E】のBの位置の羽型構造物の拡大図ですが、かなり複雑な構成になっていることがわかります。拡大するとぼやける為、見易いように白黒にしています。



【G】
【火星の大気】

火星の大気の厚さは約11kmですが、見かけ上では100Km位ありそうに見えます。重力で大気のような物質が引き止められているのでしょうか。

地上の構造物が蜃気楼のように大気層に反射して見えているようです。

かすかな色情報を強調処理している為で、実際には火星ではこのように見えないはずです。




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